改善基準告知の遵守
東北急送では、ドライバーこそ、会社にとって最も大切な「資産」であり「人財」と考えております。
しかし、ドライバーの中には、法律を顧みず、運行をしてしまう者もおります。
そのようなことがないように「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」略して「改善基準告知」の遵守を徹底しております。
そして、東北急送では、運送業界のリーディングカンパニーとしての自覚を持ち「運送業界の2024年問題」にも積極的に取り組んでおります。
改善基準告知の拘束時間
改善基準告知で定める拘束時間とは、労働時間と休憩時間の合計を言います。
そして、始業時刻から起算した24時間で計算します。
1日の拘束時間の限度は、原則13時間です。
・仕事の都合上、16時間まで伸ばすことが可能。
・1日15時間超は週2回まで
休息期間として、8時間以上を取らなくてはなりません。
36(さぶろく)協定
東北急送では、36協定を結んでおります。
「三角停止板」と「発煙筒」の全車標準装備!!
高速道路上での停車及び駐車は「道路交通法」の「(停車及び駐車の禁止)第七十五条の八」によって禁止されています。
しかし、故障等による走行不能時の例外として「二 故障その他の理由により停車し、又は駐車することがやむを得ない場合において、停車又は駐車のため十分な幅員がある路肩又は路側帯に停車し、又は駐車するとき。」と定められています。
万一、高速道路で停車せざる得ない場合は、上記法令の例外に従い、以下の手順で対応します。
【高速道路上で停車する場合の手順】
① できる限り広い路肩・路側帯がある場所まで自走します。
② 路肩に車体が収まるようにハザードをつけて停車します。
③ 同乗者がいる場合は、車外に降り、ガードレール外の安全な場所に待機してもらいます。
④「道路交通法施行規則」の「第二章の六 停止表示器材の基準」の「ロ 夜間、二百メートルの距離から前照灯で照射した場合にその反射光を照射位置から容易に確認できるものであること。」に従い、停車位置から100〜150mほど後方に、速やかに「三角停止板」を設置します。
⑤「道路運送車両の保安基準」の「(非常信号用具) 第四十三条の二」に従い「三角停止板」の近くに「発炎筒」に着火し設置します。
⑥ ドライバー自身もガードレール外の安全な場所に移動し、会社に連絡し、指示を仰ぎます。
「発炎筒」の寿命は約4年と言われ、東北急送では定期的に「発炎筒」の寿命が切れていないかチェックしております。
以上のように、万一、高速道路で停車せざる得ない不測な事態発生時は、全スタッフが速やかに法令遵守の「被害者も加害者も一切出さない」万全の安全措置を取れるように常日頃からチームごとに教育しております。
【高速道路で停車した際に安全措置を取らなかった場合の反則金と違反点数について】
上記の安全措置を講じずに、高速道路で車両を停車させた場合「反則行為の種別及び反則金一覧表」(警視庁)記載の「故障車両表示義務違反」に問われる可能性があります。
「故障車両表示義務違反」の反則金は「大型車 7,000円」「普通車/二輪車 6,000円」「小型特殊車 5,000円」、違反点数は「1点」となります。
違反点数による運転免許証の停止や取消のルールに関しては「行政処分基準点数」(警視庁)記載の通り、例えば「行政処分前歴が0回で、違反点数が7点の人は、30日間の停止処分の対象」、例えば「行政処分前歴が2回で、違反点数が4点の人は、150日間の停止処分の対象」となります。
東北急送では、全社を挙げて安全運転の徹底と、高いコンプライアンス(法令遵守)意識を持って、道交法を中心に関係法令を遵守しながら、適切に運送事業に取り組んでおります。
車両制限令 遵守
東北急送では、車両制限令(幅2.5m、長さ12m、高さ3.8m、総重量20t)遵守の徹底を行っております。