物流業界 用語集

物流業界用語をマスターして、東北急送で華麗なドライバー人生をスタートさせる準備を整えましょう!


読み/意味/用例






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「アウトリガー」とは、ラフタークレーン、及び、ユニック車のユニック(クレーン)使用時に伸ばして固定する支点となる足をいう。
元は海事用語で、英語では「outrigger」と書き、日本語訳では「舷外浮材(げんがいふざい)」。
船の転覆防止ための安定性増加目的で「船外に固定して突き出した浮き」が語源となる。
[用例](ユニック車で)ここで荷卸ししていいですか?(ハイ)では、ここでアウトリガーを下ろしますね。
アウトリガーを見る


「あおり」とは、トラックの荷台の周囲に取り付けてある落下防止のための板状の開閉式柵。


朝、荷物を積むこと。



「当てゴム」とは、ゴム製の緩衝材をいう。
ガッチャのチェーンと鋼材等の間に入れて使用する。


「あぶら」とは、ガソリンや、軽油のこと。
A


「A」とは「アングル」と呼ばれる鋼材の一種。
略して記載する際に「A」と書く場合がある。

「安着」とは、途中、事故なく、安全に目的地に到着すること。



「安着連絡」とは、安着時に荷主等、指定の連絡先に電話すること。




「ウイング車」とは、バード形態に由来する荷台の箱を開いた時の形が鳥のように見える箱型トラック。
書く時は「W」と略す場合がある。
ウイング車を見る

「上」とは、高速道路のこと。
[類義語]下(した)
[用例]今終わったので、上使ってもいいですか?


「エンコ」とは、エンジン故障の略。
エンジンが故障もしくは燃料切れで動かなくなること。

「延着」とは、予定の日時より遅れて到着すること。
[用例]交通事故による道路規制のため2時間、延着します。









「大マンボウ」とは、大きめの角材のこと。
[類義語]小マンボウ(コマンボウ)、リンギ、台木

「帯」とは、スリングベルトのこと。
スリングベルトとは、超重量物をクレーンで吊る際に使う両先端に引っ掛けるための穴があいた強靭な布状のベルト。



「帰り足」とは、会社に帰る方向で運行すること。
[用例](東京にいる貨物車へ配車係からの指示で)帰り足で、筑波まで来たら電話ください。





「舵切り」とは、トレーラーの荷台の後輪が、前輪同様、左右に進行方向を変えること。
舵切りがあることで、少ない内輪差となり、狭い場所への進入が可能になる。



「ガッチャ」とは、様々な種類があり、正式名称は、レバーホイスト、荷締機、ラッシングベルト等と様々。
車に荷物を固定する時の必需品。
締める際にガチャガチャ音が鳴りことから、ガッチャと呼ばれている。


「カプラ」とは、トラクタと、トレーラーの連結装置で、トラクタに付いている装置のこと。
キングピンと連結する。
前後方向のみ制御する1軸カプラと、前後左右の制御する2軸カプラと2種類ある。
1軸カプラは、スピードを上げても運転席への揺れが少ないメリットがある。
それに対し、2軸カプラは、スピードを上げた際に運転席への揺れが大きいデメリットがあるが、その分、オフロードや、重量物のけん引時に高い安定性を誇るメリットがある。



「かんかん」とは、積載重量の測定の取り締まりのこと。




「キングピン」とは、トラクタと、トレーラーの連結装置で、トレーラー(荷台、または、シャーシ)に付いている強度を高めた鋼鉄製ピンのこと。カプラと連結する。





「月着」とは、月曜に荷卸しすること。



一般総称でいう所の「トレーラー」の「けん引車」部分をいう。 [類義語]トラクタ、ヘッド


3
0
0
k
m











「公休300km」とは、労働者に付与される休日のうち予め使用者側から指定された休日をいう。
※東北急送では、月曜日の配達先が直線距離で300km以上ある場合、土曜が公休となり、日曜13時までに出発するルールがある。



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「ゴットー」とは、敷き鉄板のサイズが、縦5フィート(1,524mm)、横10フィート(3,048mm)の略称。
敷き鉄板の厚さによって、以下のように呼ぶ。
・厚さ22mmの敷き鉄板の場合 
→ 22のゴットー
・厚さ25mmの敷き鉄板の場合 
→25のゴットー
敷き鉄板サイズ重量一覧





「ゴノニジュウ」とは、敷き鉄板のサイズが、縦5フィート(1,524mm)、横20フィート(6,096mm)の略称。
敷き鉄板の厚さによって、以下のように呼ぶ。
 ・厚さ22mmの敷き鉄板の場合 
→ 22のゴノニジュウ
 ・厚さ25mmの敷き鉄板の場合 
→ 25のゴノニジュウ



「固縛(こばく)」とは、荷物を荷台に固定すること。








「小マンボウ」とは、小さめの角材のこと。
[類義語]大マンボウ、リンギ、台木





「車番(しゃばん)」とは、貨物自動車のナンバーのこと。
一般に大きい4桁の数字のみを言う。
[類義語]フル車番
[用例]明日、小牛田でコンクリートを積むトレーラーの車番を口頭でよいので教えていただきたいのですが


「専属車」とは、1つの会社と専属契約を結び、その会社の荷物のみ運搬する車のこと。

「下」とは「一般道」のこと。
[類義語]上(うえ)
[用例]盛岡まで4時間で着くので、下でお願いします。


「地場」とは、運送会社が所在する一定の地域を指す。
※ 運送会社によって、半径50kmを指す場合もあれば、半径200kmを指す場合もある。
ちなみに、東北急送では、東北六県を地場輸送としている。

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「シートパイル」は「矢板(やいた)」とも呼ばれ、鋼材の一種。
土砂の崩れを防ぐ等のため打ち込む板状の杭(くい)のこと。
両縁の凹凸を組み合わせて接続し、土留め、止水を目的として岸壁工事、橋の脚柱基礎工事などに使用される。
輸送時のシートパイルを見る




「車庫バック」とは、帰社すること。
[用例]車庫バックでお願いします。


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「シャーシ」とは、一般総称でいう所の「トレーラー」の「被けん引車」部分をいう。
[類義語]«部位»トレーラー、荷台

指定現場で、朝8時~夕方5時までの荷物移動の仕事をいう。
[類義]横持ちを朝8時~夕方5時までやること。





「スタンション」とは、トレーラーやトラックの荷台の穴に差し込ん垂直に立ててて使用する四角柱の鋼鉄製パイプ。
鋼材やコイル等の荷物の積載するために使用。
積載物によって、スタンションの立て方を変える。
スタンションを立てる位置によって「前面スタンション/補助スタンション/側面スタンション」等と呼ばれる。


「セルフ」とは、運転席後部の鉄棒が下に突き出ることで、荷台を傾斜させ、重機の昇り降りが可能となるトラックのこと。


「増トン」とは、10トン以上積載可能なこと。




「台木」とは、鋼材等の台として敷く角材のこと。
[類義語]リンギ、小マンボウ、大マンボウ


「縦積み」とは、貨物車の荷台に、コイル類を立て、穴を貨物車の前後を向くように積むこと。
または、パイプ類の穴を貨物車の前後を向くように積むこと。
[類義語]鉄砲積み




その運送会社が「短距離」と定義する距離の運搬をいう。
東北急送の短距離輸送では、関東圏を含む300kmを含む。

トレーラーを除いた除いた貨物自動車を指す。
一般に、トラック、及び、ユニック車等を指す。


「段取り」とは、貨物車の荷台を積む荷物に合わせて事前にセッティングすること。
[用例](車番1002は何時に入りますか?)すみません。現在、当社の敷地内で段取り中なので、16時半には入ります。
C



「C」とは「チャンネル」と呼ばれる鋼材の一種。
略して記載する際に「C」と書く場合がある。
R
「R」とは「直棒」と呼ばれる鋼材の一種。
略して記載する際に「R」と書く場合がある。




ユニック車のユニック部分を車の前方に向けた状態をいう。
ちょんまげスタイルを見る

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「ツーデフ」とは「ツーディファレンシャルギア(Two differential gear)」の略。
トラックや、トレーラーヘッドの後輪が2軸あり、その両方が駆動しているもの。
[類義語]ワンデフ
・ツーデフのメリット…ワンデフに比べ、オフロード走行、雪道走行に強い。
・ツーデフのデメリット…ワンデフに比べ、重いため、燃費が悪く、積載量が減る。



「積み置き」とは、積んだ日に目的地に出発せず、会社に貨物車を停車すること。 
[類義語]宵積み



「鉄砲積み」とは、貨物車の荷台に、コイル類を立て、穴を貨物車の前後を向くように積むこと。
または、パイプ類の穴を貨物車の前後を向くように積むこと。
[類義語]縦積み

「デフ」とは「ディファレンシャルギア(differential gear)」の略。
中学で習う「違った」という意味を持つ「different(ディファレント)」に対し、「differential(ディファレンシャル)」は、「(数学の)微分」という意味を持つ。
カーブ時に、内輪と外輪の走行距離差(抵抗)に合わせ、エンジンのトルクを分配する仕組みを配したギア。
このデフのお陰で、カーブ時にも外輪が空回転せずに加速が可能となる。
日本語に訳した場合「差動発生装置」。


順番が逆、左右逆、互い違い、食い違い、入れ違い、あべこべ等のこと。


便
積んだ日に配達すること。[類義語]日中走り



「特車申請」とは、特殊車両通行許可申請の略称。
「特車申請」の詳細を確認する




「土着」とは、土曜に荷卸しすること。




「土積み」とは、土曜に荷物を積むこと。


積載物が20m等の鉄棒のような場合、トレーラーのヘッドと荷台の間を、積載物のみで固定して走行すること。
トバシを見る① トバシを見る②



「鳥居」とは、荷台の運転席に面する背の高いあおりをいう。



「トラクタ」とは、一般総称でいう所の「トレーラー」の「けん引車」部分をいう。
[類義語]けん引車、ヘッド
T
R
トレーラーの記載時の省略。
トレーラーを見る


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トラック、ユニック車等の貨物車の区分としては、牽引車、被けん引車を合わせて、一般総称として「トレーラー」と呼ぶ。
その「トレーラー」の部位、要するに「牽引車と、被けん引車」、「ヘッドと、シャーシ、もしくは、荷台」といった呼び方もする中での区分では「トラクタ、トレーラー」と、被牽引車を指していう。
語尾の長音記号無しの「トレーラ」も同義語。
[類義語]«一般総称»けん引車
«(トレーラーの)部位»被けん引車、シャーシ、荷台

7
5





「75」とは、75,000円のこと。
配車係が電話で仕事をもらう時に金額交渉する際に、1,000円を「1」と数える単位で交渉。

「荷台」とは、一般総称でいう所の「トレーラー」の「被けん引車」部分をいう。
[類義語]«部位»トレーラー、シャーシ










「日中走り」とは、荷物を積んだ日に配達すること。
[類義語]当日便



「荷主」とは、荷物の主、いわゆる、運搬の仕事の元となる依頼者。
(2次下請けは、1次下請け運送会社から運賃をもらうため、経理的な事務処理上、1次下請け会社が荷主となる)
[用例](1次下請運送会社が傭車を依頼した運送会社に電話で)明日の気仙沼、横浜なんですけど、荷主さんからのお願いで、水濡れ厳禁、シートがけ忘れずによろしくお願いします。



「ばぐる」とは、トレーラーの荷台を交換すること。
[用例](3番)佐藤さんは、4番(山口さん)と(荷台を)ばぐってください。




「箱車」とは、荷台に箱型のボックスが乗っているトラックのこと。
[類義語]ウイング車




「平車」とは、大型トラックのこと。
荷台に大型ユニック等が付いている場合、平ボディに入らない。
[類義語]まな板、平ボディ
[用例]4tの平車、大型の平車



「平ボディ」とは、大型トラックのこと。
荷台に大型ユニック等が付いている場合、平ボディに入らない。
[類義語]まな板、平車
[用例]4tの平ボディ、大型の平ボディ



「フル車番」とは、ナンバープレートに書かれている情報全てのこと。
[例]「仙台あ130 ◯◯◯◯」
[類義語]車番


「ヘッド」とは、一般総称でいう所の「トレーラー」の「けん引車」部分をいう。
[類義語]けん引車、トラクタ







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「ボックスカルバート」とは、地中に埋設される箱型の構造物。
道路、水路、通信線等の収容など各種の用途に使用される。
場所打ち鉄筋コンクリートやプレキャスト製品などで構築され、特に工期短縮のためにはプレキャスト製品が多く使われ、工場でできるだけ組み立ててしまうため、製品の大型化が進み、ますます大型輸送の必要性が増している。
輸送時のボックスカルバートを見る



「まな板」とは、トラックでは「平車」もしくは「平ボディ」のこと。
荷台に大型ユニック等が付いている場合、まな板に入らない。
トラックの場合、あおりが付いていても「まな板」と呼ぶ。
しかし、トレーラーで「まな板」と呼ぶ場合「荷台にあおりが付いていないタイプ」が存在し、そのタイプを指す。
[類義語]平ボディ








「眼鏡積み」とは、貨物車の荷台に、コイル類を立てて、穴が車両の側面を向くように積むこと。



「宵積み」とは、日が暮れてから翌日以降に配送する荷物を積むこと。
夕方に積む場合を含めて使う。
[類義語]積み置き

積んだ日の翌日に配達すること。








「ユニック」とは、クレーンが付いたトラックのこと。
車載クレーンのメーカーがユニック社に由来。
※ クレーン操作はトラック脇に立ち、操作レバーを操作。
ユニックを見る




「傭車」とは、運行のために、他の運送会社から車を借りること。

「翌着」とは、目的地に翌日到着すること。







「横持ち」とは、指定現場内での荷物移動の仕事のこと。
[類義語]常用
※「常用」…朝8時~夕方5時まで横持ちをやること。
→よって「常用」を「横持ち常用」とも呼ぶ。




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「ラフタークレーン」とは、通常のクレーンのこと。
正式名称は「ラフテレーンクレーン」。
ユニックとの違いは、以下の2点。
 1)クレーン操作と走行時の運転席が同一。
 2)貨物積載スペースがない。
クレーンによって吊れるトン数に、10t、25t、50t、75t等、違いがある。
ラフタークレーンを見る


「リンギ」とは、角材のこと。
[類義語]小マンボウ、大マンボウ、台木。




「ワンデフ」とは「ワンディファレンシャルギア(One differential gear)」の略。
トラックや、トレーラーヘッドの後輪が1軸のもの。
[類義語]ツーデフ
・ワンデフのメリット…ツーデフより軽く燃費が良い、その分、積載量を多く確保可能。
・ワンデフのデメリット…ツーデフに比べ、オフロード走行や雪道走行が苦手。

用語をマスターしていただき、ありがとうございます。以下にお進みください。

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